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about Tech, Computer vision and Machine learning

 「人と人が自動で繋がる」は楽しそう

今日、ブログを巡回していて気になるエントリーを読んだので感想を書いてみます。

エントリーはこちらです。 → AOLのSNS"AIM Pages"は成功するか?


気になったのは、MSからスピンアウトしたWallopというSNSに関する記述。

WallopはSNSにおける人との繋がり方を新しくデザインしたと
いうように言われていて、このユーザインターフェースを見るに、
自分が公開した情報(日記や写真等?)を一種のHUBとして、
リアルな関係が無い人とも自動的に繋がるような
ユーザエクスペリエンスを提供するように思います。

Mixiで日記を更新していると最近の日記の内容に応じた
ユーザを自動で探してきて、繋がりを表示してくれたらすごく面白そう。

今のMixiでは足あとをたどったり、コミュニティ内をうろうろしたりして
能動的に探さないと、マイミク以外の近しいユーザを見つけるの
は難しかったけれど、これができたら日記を書いたり本のレビューを
したりするだけでシステムが自動的に見つけてきてくれる。

この「自動的に繋がる」精度が高ければ、また情報を発信すれば
するほど色々な人と繋がるというような発展性があれば、
この仕組みは面白いのではないでしょうか?

このように先のエントリー内にも書かれていますが、
「自動で繋がる」ところに可能性と面白さを感じます。


と、ここまで書いてきてようやく気づきましたが(遅っ!)
これって、はてなのおとなり日記ですね。
MixiとかSNSでやるなら、例えば阪神ファン好きのマイミクばっかりの
巨人ファンのユーザには、同じように周りが他球団のファンしか
いない孤独な巨人ファンを見つけてあげる、みたいなことかな〜。
そうすると、「おお、同志よ(涙)」みたいになって嬉しいと思う。
要は、SNSとして持っている人と人の繋がりのデータを使った
Mixiならではの「自動リンク」ができるといいなと思いました。


Wallopの技術がどのようなものかはわかりませんが、
「人と人が自動で繋がる」技術が今後のSNSに新しい可能性を見出して
くれるような気がします。