最近読み終わった「アーキテクチャの生態系」と、最近見たジョードカリムの講演の動画について
感想というか無理矢理関連づけて書いてみる。
セカンダリーテクノロジー
これは、YouTubeの共同創業者のジョードカリムがイリノイ大の講演で語った言葉で、ユーザは気がつかないけれども、
これらが存在することにより可能となるような技術のこと。
YouTubeの例で言うと、
- 家庭内へのブロードバンド普及
- Flash7
- デジカメ、カメラ付き携帯の増殖
- 安い帯域
がそれに当たる。(こちらのエントリーに詳しい)
技術的な側面としてのセカンダリーテクノロジーと文化的な側面(YouTubeで言うとビデオのクリップカルチャー)を
取り込み、これらを最大化するUIを被せたものが、本の中でいうところの「アーキテクチャ」と考えてみる。
アーキテクチャの生態系とWhat's Next
なんだかつながってるんだか、つながってないんだかよくわからくなってきたけどまあいいか。
ジョードカリムの講演の最後に、こういったセカンダリーテクノロジーに注目し続けることが重要と述べていたけれども、
それに加えて文化的な変化の兆しを注意深く観察し続けることも重要で、
そこからどんな組み合わせを考え、それは既存のアーキテクチャの上に派生するものなのか、それとも新しい生態系を作るものなのか
はアイデアの絞りどころなのかなと思った次第です。