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Internetのインタフェース

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

これはGW前から読んでいた一冊。まだ読了していないけど、とても興味深かったのが「Internetのインタフェースをどうデザインするか」という箇所。

これを見て思い出したのが、MITの石井教授の「情報は流水で、デバイスは蛇口」の話とかnext.rikunabi.com

Google Glassとか、ちょっと古いけどSixth Senseなど。 www.ted.com

現状のインタフェースの問題は、スマホタブレットの普及のおかげで日常のあらゆる場面で情報を得ることは出来ても、情報を得て人間が行動し、問題を解決するところまでには至ってないところだとこの書籍では述べられていて、なるほどなと思いました。Apple Watchが発売されて、スマートウォッチ系がホットな話題になってますが、これも一歩進んだ情報の取得手段でしかなくて、アクチュエータ的なインタフェースになってないと考えると、それほどエポックメイキングなデバイスになっていないのではないかという説明が出来る気がしました。

やっぱり、スマートウォッチはまだ過渡期で、ウェアラブルというかユビキタスというか、その辺りを狙う一つのステップなんじゃないかというように思います。