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大学との共同研究の話

今年度もあと1ヶ月あまり。会社員にとって区切りでもあるけど、それ以外の例えば学生にとっても、卒業という大きな節目がやってくる時期。自分は会社員でありながら、特に大学生の卒業はとっても身近な話でもあるんですよね。というのも、大学と共同研究をやっているから。

研究室に配属された時が4年生、情報系なので修士まで行く人が多いので卒業は24才位で、企業に就職していく。そういう学生を何人か見送って来て、今年もそういう時期がやってきたんだなぁと、そんなことを実感しているんです。

自分の時は先輩の研究の一部を研究テーマとして設定して、先輩のプログラムをもらって動かしたり、論文を読んだりして研究を進めていくのが基本形だったけど、今の学生を見てると、自分で自由にテーマ設定して研究している人が多い印象。もちろん、先輩のテーマを引き継いでというのもあるけどね。それに、自分は修士まで行っても大した実績も出せなかったけど、今の学生は国際学会、論文誌への投稿なんて4年生からでも当たり前のように出してて、ほんとに頼もしい。共同研究の打ち合わせを結構な頻度でやってるから、次の打ち合わせまでに研究を進めないと…っていうプレッシャーがかかっているのかもしれないけど。

卒業して企業に入っても、即戦力でやっていけるだろうな。元気に頑張って欲しい❗

P.S. 大学との共同研究って、他の会社はどんな感じでやってるんだろう。(どうでもいいけど、P.S.って最近使わないのか?)