帰省のお供に読み物系の本を買って読んでみました。

- 作者: 小林弘人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/04/02
- メディア: Kindle版
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第1章 ウェブ2.0以降の世界はこう変わった(人間中心主義へと向かうインターネット ウェブ1.0のパワーとは「中抜き力」 ほか)
第2章 「シェア」が生み出す新しい資本主義(グーグルが無料で利便性を提供する理由 「スマイル0円」というマニュアル化の極致 ほか)
第3章 なぜ日本企業は「オープン」に対応できないのか(カーナビメーカーを苦しめるグーグル 次の勝者は「多くをつなげてしまった人」になる ほか)
第4章 「ウェブをコピーした社会」が向かう未来(SFの世界を想起させるグーグルグラス 現実と仮想を重ね合わせるミクスト・リアリティ ほか)
第5章 常識の通じない時代を生き抜く「7つの視座」(リアル社会にこそ「ウェブ的思考」を持ち込もう 失敗をしよう。失敗を許そう ほか)
興味ある方はKindle版もありますし、さくさくっと読めるので、買っていただくといいかと思います。
今回自分が購入した理由は、著者が10年以上前に休刊したワイアード日本版の編集長という繋がりからでした。
自分がワイアードという雑誌を知ったのは確か休刊の少し前の号からだったと思いますが、当時はまだインターネットも世の中に浸透する前で、そもそも自分自身もインターネットやコンピュータのことすらよくわかっていない状態でしたが、毎号妙にワクワクしたことを覚えてます。発売日には大学の生協に急いで買いに走ったものでした。
内容で特に良く覚えているのはJavaの特集号です。Javaを使えばコンピュータだけではなくテレビやビデオなどが繋がって、コンピュータの画面上のテレビにビデオから映像アイコンをD&Dすれば映像を再生できるとか、なんて未来!と興奮しながら読んだ記憶があります。
確か「Javaを飲んだかい?」というタイトルだったと思いますが、こういうちょっとオシャレな表現で書かれた文章にもハートを鷲掴みされてました。
大学を卒業する時に、実家に持って帰って来たから押入れに眠っているはずなんですが。久しぶりに読んでみたくなりました。